新聞で地球を包もう! 「しまんと新聞ばっぐ」を 知っていますか

新聞で地球を包もう! 「しまんと新聞ばっぐ」を 知っていますか

 「最後の清流」といわれる四万十川。その流域で販売される商品はすべて新聞紙で包もう―。そういう発想をしたのは高知に住むデザイナーの梅原真さん。そして新聞紙を折ってノリづけしたバッグを考案したのが流域に住むおばちゃん。16年前のことです。四万十へ足を運んで一泊二日の養成講座を受講し、認定されてインストラクターになると、その作り方を伝えるワークショップを開催することができます。インストラクター希望者は日本国内はもちろん、海外からもやってきて、これまでにその数は600人になろうとしています。世界のあちらこちらで自分の国の新聞を折っている人たちを想像するとわくわくしてきませんか。「しまんと新聞ばっぐ」は2020年4月、イタリア・ミラノで開催される「ミラノデザインウィーク」に出展を予定しています。

しまんと新聞ばっぐインストラクター
2018年新聞ばっぐコンクール大賞受賞
菊野千寿子さんのお話

習志野市の公民館等で、親子リトミックを始めて20余年。合わせて、童謡サークルでピアノを弾いて、これまた20余年。人が集まるのが好き、そこに学びがあれば尚の事、更には何か人の為になれれば、もっと幸せ。そんな思いで、3つ目の柱、しまんと新聞ばっぐに2年前に出会いました。これは上記の2つのことよりも、更に年齢幅広く、場所いらず、材料費安く(なんせ新聞紙と糊だけ)そして、環境のことも少し考えられる。何より習いたいという人は、このばっぐに何かを入れて誰かにあげたい、あの人にはこんな柄、などという他人を思う心に溢れています。そんな人達と時間を共有して、楽しくない訳がない。しまんと家具のデザイナーさんや、ビニール袋をやめると宣言したお店の方。毎月ワークショップを開催してくれるカフェと、そこに集う面々、全国にいるインストラクターの繋がり。小さなばっぐに、思わぬ宝物がたくさん入っていたのです。

「しまんと新聞ばっぐ」の歩み

2003年 しまんと新聞ばっぐの原型誕生

清流四万十川の水質保全につなげるため「四万十の商品は新聞紙で包もう」という考えのもと、古新聞を活用した「しまんと新聞ばっぐ」が考案された。

2007年 ノベルティへの広がり

「考え方」に共感した企業などが新聞ばっぐをノベルティグッズとして採用。まとまった数の取引が可能になり地元の折り手にとって「小さなビジネス」となる可能性が見えてきた。

2009年 しまんと新聞ばっぐインストラクター養成講座

 単に作り方を教えるだけでなく、新聞ばっぐが生まれた背景・考え方も伝える1泊2日の講座を始めた。「四万十川」の流れる場所に集まり、地域を五感で感じるプログラムとともに学ぶ。インストラクター資格を取得した人たちによってワークショプが開かれ、「考え方」は全国に広がる。

菊野さんのワークショップ

9/5(木)、9/19(木)13:00@MICHIYA

9/6(金)、9/24(火)13:30@ザリトルモンスターコーヒー

いずれも予約制、お店に直接申し込み

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