星の名前
自分が住んでいるまちの名前の星が、この広い空のどこかにあると思ったらワクワクしませんか。それがあるのです。小惑星「Funabashi」。残念ながら肉眼で見ることはできませんが、この宇宙のどこかに存在します。
その情報はどこで得られるのでしょう。とても小さい星なので直接観察できる望遠鏡は国内には少ししかありません。でも船橋市の総合教育センタープラネタリウム館※ の投影日に行けば「Funabashi」が今、どのあたりでどんな風に輝いているか知ることができます。
ところで、星の名前は発見者が命名できると聞いていましたが「Funabashi」の場合はどうだったのでしょう。そのこたえは「船橋市が天文教育に力を入れているから」。小学校4年生にプラネタリウム館での学習が組み込まれているので、宇宙への高い関心がもたれています。パリに本部がある国際天文学連合がそれを評価して命名権を船橋に。そして平成30年7月11日、「Funabashi」が誕生したのでした。夢のあるすてきな話です。 (郁)
※総合教育センタープラネタリウム館
船橋市東町834
TEL:047-422-7732
プラネタリウム投影
毎週土・日曜日11時、14時、15時30分