KIRACO(きらこ)

Vol144「ベルゲン」 ―<ノルウェー>―

2020年8月13日

表紙のことば

7月のベルゲンは高緯度なので日没が夜の11時すぎです。日の出は午前4時前で太陽が顔を出している時間は20時間もあります。10万円奮発してエコノミーエクストラシートで貧乏人はすっかりVIP気分です。並ばないですいすい搭乗できるし、座席のテーブルには白い布ナプキンとガラスのワイングラス。しかもワインリストまでついていてアッという間にベルゲンに到着しました。中世のハンザ商人たちの鱈の加工工場群が世界遺産になっています。ホテルに入り、バスタブのたっぷりの湯につかり、ベッドでぐっすり。目が覚めてカーテンをあけると外は太陽がギラギラ。15時頃の感覚である。思わず次の日なのかと時計をみたら夜の9時でした。翌日フリータイムがあったので腰をすえてしっかりと港街風景をスケッチしました。そしてムンクの美術館を訪ね、市場でデッカイ歯みがきチューブに入ったタラコを10本買ったら3本おまけしてくれました。