KIRACO(きらこ)

Vol145 習志野隕石騒動記

2020年10月29日

編集室から

『KIRACO(きらこ)』はこの145号で25年目に入ります。人生100年時代とはいえ、25年は長い。

ほんとうに大勢の方々に支えられてここまで――。 
と、しみじみとこの欄に書こうと思っていたところへ「習志野隕石」の話がとびこんできた。

・えっ、どこへ落ちたの
・発見した人は、いくら貰ったの
・その隕石、今、どこにあるの
・まだ、もっとあるのでは…と捜している人たちがいる
・ 「習志野」って名前がついてよかった。習志野にあるものでも「千葉」とか「幕張」とか名づけられることが多いから
・ 小さな隕石でよかった。大きいのがぶつかっていたら地球の気候が大変動。恐竜はそれで滅んだんだよね

コロナでうっとうしい日々の中でちょっと気分転換させてくれた隕石の話題。
第一発見者の知り合いの知り合いという友人から連絡が。

「きらこに原稿、頼んでみる」「えーっ、うれしい。本人が特定できないような形で掲載するから。でもムリかもねー」といいつつ、『習志野隕石騒動記』。サブタイトルは「我が人生最大の拾得物」あるいは「えっ!はあ?の40日間」などがいいかなと考えた。でも「やっぱりムリだった」の電話。

そうだよね。ご本人の大迷惑、察して余りある。
でも望んでも叶わぬその体験、書き残しておくことも大切。
その節はぜひぜひ「きらこ」に掲載させてください。   (郁)