KIRACO(きらこ)

Vol166 信無くば立たず

2024年3月21日

湊町暮らし

文明の発達は人類の資質を低下させたと最近耳にした。

IT革命や生成AIが人類の聡明さを悪知恵に変えた。

SNSやAIを使って巧妙な犯罪を、オレオレ詐欺や偽証、真実を曲げ世を混乱し嘘が当たり前の感が。国連ではロシアの外相が堂々と平気で嘘を吐く。大統領「プーチン」はその代表的な存在だ。

人は人情と正義を求める。人の救済、援助があらゆる場で必要だ。が現実はウクライナ、ロシア戦争が。ある意味同族でありながら「プーチン」の一方的な考えで勃発。

ハマス、イスラエル戦争は異教徒で元々生活習慣が異なる永い年月を経た民が同じ土地を共有できずに衝突。

北朝鮮は共産主義独裁による経済の疲弊の焦りで拳に力を入れ身動きできず踠いている。

中国も然り、共産主義一党支配の弊害が経済活動を圧迫し独裁者習近平は立往生している。

ミャンマーではスーチー氏率いる民主主義体制を非とする国軍が反旗を翻し悲惨で理不尽な内戦状態にある。

米国では嘘つきトランプを支持する共和党はウクライナ支援を拒否。ウクライナの運命は風前の灯に。

日本では裏金問題や旧統一教会問題の責任を巡り論戦「うまく言いのがれる」ことが政治家の力と勘違いしている。

戦前は子育ての場で「嘘つきは泥棒の始まり」と、「人は正直であれ」と厳しく仕付けられた。

一方嘘も人助けであれば許される、「そう言って御釈迦様の吐いた嘘は助けになった。嘘も方便、所によって宝になる」と浪花節の石松代参で歌われてる。この時代子供も大人も嘘には敏感で嫌悪していた。

これからどうすれば良いのか思案に暮れる、原爆保有国ロシアが国連で欧州で威々猛々しく振る舞って世を混乱している。本当は平和の為に行動するべき存在なのに、これに対し超大国米国も共和党と民主党が訳の分からない対立をし世界のリーダーとしての立場を放棄している。

こんな時、我が国が世界で日本武士として仲裁や救済に尽力し世界平和に貢献する立場で有って欲しいと願うばかりだが、日本の国会では政治家の資質の問題に終始しているばかりで残念の限りだ。がこの問題は国民の資質の問題でも有り出来る限り早急に改善しなければならない。

一方ウクライナの窮状に日本が出来る事はないのか。「プーチン」を勝たせれば北朝鮮も図に乗って益々勝手気儘に。「ロシア」と「北朝鮮」は日本の脅威であること間違いなし、日本の安全保障の為に今尽力すべきだ。

人間は一人では生きられない。持ちつ持たれつ。互いに信頼し協力できる。「信無くば立たず」。大平丸の若い乗組員には「人の一生は日々信用を築くことが人生」と。家族も友達も仕事もスポーツも、勿論「政治」も「世界の平和」も信頼なくては成り立たない。生成AIは何と言うか。

旬の味「スズキのアンチョビ・ニンニク焼き」

スズキは夏が旬、冬は産卵後で肉がタラの様に柔らかく白濁化し、刺身には向かない。

塩を振って寒風に晒す。保存時間を長くするには7日間程度干す、即食すには一夜干しでよい。一夜干しも、長時間干したものも清水に漬けて塩出しを忘れない。長く干した身は元の厚さ近くになる程度までもどす。身が締まり美味だ。

蒸し料理が旨い。ピーマンを4分割、椎茸2分割、姫茸適当を塩胡椒し、その上にスズキの切身を塩胡椒し乗せ、次にバター片とアンチョビとニンニクの細切を振り掛ける。これを我が家ではアルミホイルに包んで200℃で8分~10分焼く。友人達に振る舞い、評判の料理だ。