KIRACO(きらこ)

Vol151 「アンコールワット」―<カンボジア>―

2021年10月14日

表紙のことば

Vol151 「アンコールワット」―<カンボジア>―

旅行が大好きで時間を作っては国内外を問わずに出かけていた時代がありました。
旅先での非日常が日頃の多忙な時間を忘れさせてくれる、まさに旅は命の洗濯です。
その記録が私の拙い絵です。
友人が日本の外へ出たことがなく、外国旅行に是非、つれていってほしいとの要望があり、旅程やホテルを吟味し、かねてから行きたかったカンボジアに出掛けました。
フライト時間も短く同じアジアの一画であり神話や仏教など日本の文化のルーツでもある「クメール文化」は、はじめて海外旅行をする人にとっては手軽で親しみやすいものだと思います。
この絵はシュムリアップにホテルをとり、早朝の朝焼けのアンコールワット(ヒンドゥ教の寺院)をスケッチしたものです。
お陽さまがワットの尖塔の間から昇るさまは、まさに圧巻でした。
友人はその後、海外旅行の麻薬にはまり、御主人の定年後は時間のすべてを海外旅行にかけています。