KIRACO(きらこ)

中国の焦り

2026年1月22日

湊町暮らし

 ガラスの天井と称された米大統

領女性候補の当選、ヒラリークリントン対トランプの選挙戦は惜しくも僅差で女性大統領の誕生は無かった。日本では女性総理大臣が生まれた。米国を越えた感が有る。

 歴代総理の共通する感じはその言動があく迄正確に近い曖昧さで表現し言葉尻を取られ失脚しない用心さが身の熟しに。歴代初の女性総理と成った高市氏は男性社会に濃い浮世の義理は薄いのか無関係なのか、その言はサバサバしてハッキリ、解り易く好感が持て新鮮だ。一方世界的にも民主主義国家日本の品位そして好感度向上に成ったのでは。

 嘗て1960年JFK米国大統領就任演説。折しも米ソ冷戦の最中だった。「国家は国民一人一人の集りに過ぎず国の力、創造力、そのエネルギーは国民一人一人の力の総和を凌駕することは有り得ない、よって国民一人一人が国の為に何が出来るか考えて欲しい」正確でないがこうした意味の言葉を国民に投げ掛けた。当時ソ連は選挙無しのトップダウンで事を決した。選挙の有る民主国家は民意で決める即ちボトムアップだ。

 2025年我国のリーダー総理の座を初の女性高市氏に委ねた。この事が日本を色々な面で良い方向に変えるかも、一枚も二枚も脱皮し輝くかも、主義主張や先後色々有るが日本の新たな芽生えとしてこの流れを育んでみたい気がする、間違いだろうか。

 この門出の国会で「台湾有事」の際我が国の有り方の総理答弁が中国政府の逆鱗に触れた。台湾問題は中国の国内問題で他国の議論は以ての外と言うことだ。「もし米軍が台中紛争に関与したと仮定しその時、米国の同盟国として関わるかも」。この言に習近平総書記が激怒し「日本は軍国主義を復活しようとしている」と。これには驚いた、中国は自ら軍拡を、戦後80年間推し進めて、原爆数百発、原潜3隻、戦車、大砲通常兵器の近代化、超音速ミサイル、宇宙空間の占有を目指す多くの人工衛星や宇宙ステーションの所有、米国の軍事力、経済力を追い越し追い抜くことを国是として、鄧小平が築いた経済力を武器に「偉大な中国」を目標に「戦狼外交」を、軍事も経済も強大に世界を手中に、中央アジア、欧州、中近東、東南アジアと陸地は勿論、海洋迄シルクロード計画を進めて来た。

 日本を一捻り出来る戦力、国力を持つのになぜ高市総理の答弁を世界中に聞こえる声でヒステリックに騒ぐのか。察するにその背景はリーマンショックを世界一うまく切り抜けた中国経済が飛ぶ鳥の勢いで米国を間も無く追い抜くと思われた直後不動産バブルの崩壊にコロナパンデミックに因り経済活動の急停止等で経済成長がストップ、回復の兆しも無く喘いでいる。共産党の国家運営に暗雲が、これに中国国民の疑念や危機感を戦後80周年を機に敗戦国日本に向け危機を乗り越えようとしている。合わせ経済制裁日本は犯罪が凶悪化し多発故に日本行中止を強制。水産物輸入も止め日本の興行も中止。根も葉も無いことを口走り高市発言に撤回を迫る。中国の焦りを感じる。

旬の味「日々変わる海」

 「7~8キロのブリ」が揚がった。東京湾では珍しいことだ。「鱸」と違って背鰭が棘々でなく優しい。荒骨や切端は「ブリ大根」のダシに、刺身も鍋も最高に美味だった。東京湾は河口湾で湾に注ぐ河口附近は広大な干潟で浅海の海だ。そこにはアマ藻場が展開し多くの小魚やエビ、カニ等の甲殻類の揺籃の場だった。それが80年前の太平洋戦争復興の開発に次ぐ開発埋立浚渫で激減、消滅した。キス、ハゼ、カレイ、メゴチ最高の天ぷらの種だ。芝エビ、車エビ、藻エビ、ガザミ、石ガニ等の甲殻類、底物貝類が平貝、赤貝、さるぼう、バカ、ベイ、ハマグリ、アサリと一級の食材が目の前に有った。今では夢の話だ。今東京湾で珍しい太刀魚や鰆が常に揚がっている。地形の変化や温暖化が海を変えた。

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